VISM Column

ユーザーがWEBメディアに求めている価値とは?

かつてWEBメディアと言えばyahooのようなポータルサイトや、特定ジャンルに特化した専門サイトが主でしたが、今では多様な形のWEBメディアが存在しています。

中でも比較的新しく登場し、目に止まることも多くなってきている形態が「キュレーションメディア」です。

キュレーションメディアには正確な定義はありませんが、2011年頃に「独自に情報を取捨選択し、付加価値をつけて発信する」という概念のキュレーションおよびそれを行う人を指すキュレーターという言葉が注目されたことが始まりではないかと思われます。

そこからNAVERまとめに代表されるような、インターネット上に多数点在する1次情報について何かしらのテーマに沿った選定を行うメディアが登場し始めました。

それまでにもユーザーは自身の好みに合ったサイトやブログをRSS購読することで自分独自のニュースフィードを得ることができましたが、ソーシャルメディアの普及になどにより誰もがその「自分ならではのチョイス」を他人に共有・発信できるようになりました。

では、これまでのようなジャンルに特化したWEBメディアなどの価値は失われてしまったのでしょうか?

昨年2016年、大手IT企業の運営する医療系キュレーションメディアが、学術的に不確かな記事や著作権無視の引用・転用が多数発見され最終的には記事の公開停止・休止に追い込まれました。

ネットメディアであっても社会的な責任を担う必要性について改めて多くのユーザーや関係者が考え直す機会となったことは記憶に新しいでしょう。

この件を受けて、ネットユーザーの情報の収集方法は変わったのかについて、以下のような調査結果が出されたそうです。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000172.000005157.html
まとめサイト休止事件後、女性たちが重視するのは「検索表示位置」より、「サイト運営者の信頼性」

これによりますと、約4割のユーザーが情報収集の仕方が変わったと回答、具体的に変わった点としては「検索順位に捉われない」ことや「信頼できるサイトを選ぶ」ことなどが挙げられています。

様々な情報元から面白そう、役にたちそうな情報をまとめて見れるキュレーションメディアは確かに便利でしたが、その前提として正しい内容の伝達や専門性など、メディアの信頼性が担保されていることが今後重要視されてくるでしょう。

 

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