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2017年を動画で振り返る

2017年は動画そして動画広告にとって更なる成長を遂げた1年となりました。なかでも特筆すべきはスマートフォンのトラフィック増加でその割合は8割とも9割とも言われています。加えて今年はfacebookやinstagram,snapchatなど主要なSNSでも動画広告フォーマットが多数整備され、コンテンツ・広告の両面で流通量はさらに増えました。

スマートフォン上SNSで動画広告を視聴してもらう場合、想定しておくべきポイントがいくつかあると言われています。

 

・Capture Quickly – 素早く、最初の3秒でアテンションを引く

SNSフィードは非常に早い速度でスクロールされ見られています。WEBメディアの記事ページのように最下部もありませんので、目に止まることもなく通り過ぎられてしまう可能性はさらに高まります。そのためにも動画の最初の3秒、さらに言うと自動再生前のサムネイルの段階からキャッチーなコンテンツで訴求力を強める必要があるでしょう。

・Sound OFF – 音声オフでも伝わるように

Facebookでは2017年2月、動画の音声設定をデフォルトでオンにしましたが、それでも移動時間中など端末自体をサイレントモードにしている場合など、多くのシーンで動画は音声なし環境での視聴が想定されます。もっとも単純かつ効果的であるのは字幕を付与する方法です。

・Frame Visually – フレームを工夫して焦点を絞る

SNS上動画広告は、youtubeなど一般的な16:9 のアスペクト比とは異なり、1:1と正方形のフレームとなっているものが多いです。自動調整によって横幅に黒い帯を出させるくらいならば、フレームにあった動画編集をするべきです。また縦型動画は若年女性ユーザーを中心にさらに一般的なカメラワークとなりました。さまざまなメディアでのUGCを見てみると、いかに縦型の動画投稿が増えて来ているかわかるでしょう。

・Play More – あらゆる実験を通して学びを得る

上記3つの特徴を踏まえながらも、SNS上での動画コンテンツはまだまだ成長の余地があり、またフォーマットの多様化によりクリエイティブの自由度も大幅に広がっています。十分なリーチによって、クリエイティブを出し分け数値を見ながら配信を行う取り組みも本格化し、動画広告でユーザーのアテンションを勝ち取るための競争はさらに激化していると言えるでしょう。

 

全ての人を納得させる難しさ

2017年の動画市場を振り返ってみると、デバイスやフォーマットなど環境面の他に、ユーザーや社会からの需要態度にも特徴がありました。「炎上」と呼ばれるような、ネガティブな反応・批判に繋がってしまったケースは今年も数多く発生したかと思います。

しかし万人に正しく伝わる表現方法・クリエイティブというのは難しいものです。Play Moreにもある通り、常に新しい施策を重ねながら知見を溜める必要があるでしょう。

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